さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

 千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです
 受験勉強のやり方など勉強に関するアドバイスは、もうひとつのブログ さくらweb進学塾 に掲載しています
 高校受験Q&A、上位校の入試状況などは さくら進学クリニック にまとめています

 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

 さくら進学塾のホームページ に進学コラム特別編「公立上位校受験は普通の高校受験とは違う」を掲載中です

 さくら進学塾では3月より新年度授業を開始しています
 現在、中2・中3生を募集しています
 詳しくは>>さくら進学塾のホームページ をご覧ください

343.公立入試の「本当の倍率」

こんにちは、さくらです。
公立前期選抜が目前に迫ってきました。
受験生のみなさんは、体調に十分注意して最後の調整をしてください。


ところで、先日発表された前期選抜の倍率を見た人も多いと思います。
「ずいぶん倍率が高いな」と思いませんでしたか。


現在の公立高校の入試は定員を2つに分けて2回の選抜を行っています。
入試が複数回行われると「のべ受験者数」が増えてしまうため、各回の試験における倍率は高くなってしまいます。
2倍3倍といった高い倍率は入試が複数回あることによって生じているのです。


もしも、かつてのように入試が1回きりなら倍率はどうなるのでしょうか。
「前期選抜の志願者数」を「前期・後期の総定員」で割ることで「本当の倍率」を出してみました。


県千葉  515名 ÷ 240名 = 2.15倍
船橋  602名 ÷ 320名 = 1.88倍
東葛飾  545名 ÷ 320名 = 1.70倍
千葉東  603名 ÷ 360名 = 1.68倍


佐倉    452名 ÷ 280名 = 1.61倍
薬園台  390名 ÷ 280名 = 1.39倍
市千葉  403名 ÷ 280名 = 1.44倍
県柏    315名 ÷ 280名 = 1.13倍


2倍を上回っているのは県千葉のみで、人気校の県船橋でも2倍には届いていません。
倍率が2倍を切るということは受験生の半分以上が合格するということです。


薬園台、市千葉、県柏では1.5倍も割っていますから3人に2人以上が合格します。


上位校の場合、後期選抜では志願者が抜けるのが普通なので、実際の倍率はもう少し下がると考えてよいでしょう。
(ただし、県柏はすでに十分すぎるほど低倍率なので、むしろ流入の対象になるかもしれません)


2回の試験を通して見ればその程度の倍率です、気を楽にして入試に臨んでください。



ランキングに参加しています。
クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(塾・指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ

「さくら進学クリニック」に戻る
「進学コラム」のTOPに戻る

 《コメントについてのお願い》
 ・コメントはできるだけ最近のコラムにお願いいたします、古いコラムにコメントしていただいても気づかない場合があります
 ・コメント欄はコラムに対するご意見やご質問、受験情報を書き込んでいただくものです
  読者のコミュニケーションの場ではありませんので、掲示板的な書き込みはご遠慮ください
 ・情報は中学校や高校からなど確証のあるものをお願いいたします、うわさ話などの不正確な情報は書き込まないでください
 ・受験勉強のやり方など勉強に関するご相談は「さくらweb進学塾」に書き込みをお願いいたします
 ・ネット上に個人情報をさらすことはトラブルの元になります
  ご相談以外で、成績、志望校、部活動などの個人情報を書き込まないようにしてください
 多くの受験生や保護者の方が見ています、他人を不快にしない、役に立つコメントをお願いいたします
 不適切なコメントと判断した場合、削除させていただく場合があります