こんにちは、さくらです。
3日と4日に受付した公立前期選抜の志願状況が発表されています。
さっそく上位校(普通科)の志願者数と志願倍率を見てみましょう。
( )内は(昨年比増減、昨年、一昨年)の数字です。
県千葉 515名 (+37名、478名、594名) 3.58倍 (3.32倍、4.13倍)
県船橋 602名 (−56名、658名、566名) 3.14倍 (3.92倍、3.37倍)
東葛飾 545名 (−15名、560名、566名) 2.84倍 (2.59倍、2.62倍)
千葉東 603名 (+50名、553名、604名) 2.79倍 (2.56倍、2.80倍)
佐倉 452名 (−76名、528名、453名) 2.69倍 (2.75倍、2.36倍)
薬園台 390名 (−137名、527名、467名) 2.32倍 (3.14倍、2.78倍)
市千葉 403名 (−44名、447名、440名) 2.40倍 (2.66倍、2.62倍)
県柏 315名 (−54名、369名、394名) 1.88倍 (2.20倍、2.35倍)
「進路志望調査」で出ていた傾向がほぼそのままあらわれています。
1番手校は昨年の県船橋のような突出した倍率の学校はありませんが、全体的に高倍率になっています。
県千葉は500人台を回復して公立最高倍率となっています、厳しい入試になるでしょう。
県船橋は56名減と1クラス増が効いて、昨年よりかなり落ち着いた倍率になっています。
それでも3倍は越えているので厳しい入試だといえます。(3倍越えは県千葉と県船橋の2校のみです)
東葛飾は県船橋とは逆に1クラス減が効いて、志願者が若干減っているのに倍率は上がっています。
2番手校は全体に志願者が流出していて、4校全てで減少しています。
佐倉は理数科の49名を合わせると27名減ですから、他の3校に比べると減少は小さくなっています。
2番手校では最も高い倍率となっていますのでミスの許されない入試になるでしょう。
薬園台は志望調査で現れていた通り、大幅な減少になっています。
県柏は2倍を割っています。全体定員280名で志願者315名ですから、計算上は35名しか不合格にならないことになります。
普通科以外では
県船橋・理数 60名、2.50倍 (昨年は86名、3.58倍)
市千葉・理数 66名、2.75倍 (76名、3.17倍)
県柏・理数 61名、1.91倍 (89名、2.78倍)
佐倉・理数 49名、1.53倍 (新設)
理数科は軒並み倍率ダウンで人気にかげりが出てきているようです。
新設の佐倉・理数は県や学校の思惑が外れた形になっています。
理数科は前期定員が県船橋と市千葉のみ60%で、他はすべて80%です。
80%の学校は定員が多いぶん前期倍率が低めに出ますので注意してください。
公立前期選抜まで残り1週間です。
受験生の皆さんは倍率など気にすることなく、最後の最後まで合格に向け努力を続けてください。
(ただし、「さっさと前期で終わりたい」とは思わないように、世の中そんなに甘くはありませんよ)