さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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309.公立後期選抜を終えて

こんにちは、さくらです。
今日、公立後期選抜が行われました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。


ホームページなどで解答を手に入れて、すでに自己採点を終えた人も多いと思います。
自己採点の結果がどうであっても、これで入試は終了です。


合格発表までの1週間は長い1週間だと思いますが、すぐに答えが出ることの多いこの時代に「待たされる」ことも貴重な体験です。
不安定な状態で「自分を見つめ直したり」「将来のことを考えたり」することは、とても大切なことです。
そんなことができる時間は、人生に何度もあるわけではありません。


ひとまず、受験のことから離れて、
卒業式や予餞会の練習に没頭したり
今までできなかった「やりたいこと」に時間を使ってみたり
ただ「ぼーっ」としてみたり
何をしても、この1週間という時間をプラスにできるはずです。


この「気持ち悪さ」を、しっかり味わい尽くして人生の糧にして下さい。
進学コラムを読んでいる受験生が、みな合格を手にできるよう祈っています。



ところで、後期選抜発表の翌日から1か月間(3月7日〜4月8日)、受験した高校で「調査書」と「入試の得点」の開示ができます。
頑張ってきた受験勉強の結果(得点)を知っておくことは、高校進学後の勉強にもプラスになることでしょう。
調査書は手数料10円を払えばコピーをもらうこともできます。

せっかく開示ができるのですから(公民で習った「知る権利」です)、ぜひ、開示しに行ってみてください。
得点開示の詳しい方法については、後期発表後のコラムでお知らせいたします。



受験が終わたら、次は高校生になるための準備を少しずつ進めましょう。
高校の授業は中学校のように易しくわかりやすいものではありません。
できる予習は今のうちにどんどんやってしまいましょう。


予習をしておきたい科目は数学です。
数学は1度わからなくなると取り戻すのが困難で、落ちこぼれると国公立大への道が絶たれてしまいます。
チャート式などの問題集を使って予習しておくとよいでしょう。


前期選抜発表後から、私は数学の教材として「チャート式」を紹介していますが、これは入学までの予習教材として使ってください。


高1の勉強は学校の授業をしっかり理解・定着することが最優先です。(それがすべてといってもよいでしょう)
学校の授業が始まったら、予習・復習の仕方は先生の指示や授業の進め方に従いましょう。
そこで使用する教材は教科書がメインになるはずです。
参考書や問題集は必要に応じて使用していけばよいでしょう。


しかし、今は入学後にどんな授業が待っているかわかりませんから、汎用の問題集で予習を進めるしかありません。
チャート式は決して易しい教材ではありませんが、上位校を目指して勉強してきた皆さんの頭脳は難しい問題への対応力が高くなっているはずです。
しかも、最初の「式の計算」は計算が中心ですから、練習次第でどんどんマスターできるでしょう。
(「方程式と不等式」は旧課程ですね、旧版を見て書いてしまいました)


私立入試を終えてから、公立向けの基本問題ばかり解いてきて難しい問題に飢えている人もいると思います。
「うわー、こりゃーすごい!」とか言いながら、複雑な計算問題をガンガン解きまくってください。
(速い人なら、入学前に「2次関数」まで進めるかもしれません)


予習として実施するのですからすべてを理解する必要はありません。
単元の中で「わかる部分」と「わからない部分」を把握できていればよいのです。
「わからない部分」には付箋でも貼っておいて、入学して授業が始まったらしっかり聞いて理解しましょう。
(「わからない部分」があれば、授業に興味も湧くことでしょう)


高校の授業は密度が濃いですから、集中して授業を聞いていないとすぐにわからなくなってしまいます。
しかし、毎日6時間の授業を集中し続けることなどできません。
あらかじめ「わからない部分」を把握しておけば、その部分を集中して聞けばよいのでスムーズに理解することが出来るでしょう。


チャート式は易しくない問題集なので必ず壁にぶつかるはずです。
つまり、「わかる部分」と「わからない部分」を把握しやすいのです。
(わかりやすい問題集を使ってすべて理解してしまったら、授業のための予習になりません)


教科書を入手したら、教科書を使っての予習に切り替えてもOKです。
教科書の予習は英語もやっておきましょう。(化学や物理も教科書を見ておくとよいでしょう)


注:高校に入学して受験の熱からさめてしまうと、チャート式は「ただの難しい問題集」になってしまいます、やるならすぐに始めましょう。(「鉄は熱いうちに打て」です)



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