今朝の新聞に、県がまとめた10日午後5時段階での私立前期選抜の志願状況が掲載されました。
渋谷幕張、市川、専大松戸は、例年、ホームページで志願者数を発表しないので新聞発表が頼りです。
ただし、渋谷幕張と東邦は願書受付が11日までのため確定数ではありませんでした。
受け付け途中の数字ではデータとしての意味がありませんので、この2校にはふれないことにします。
(東邦はホームページに掲載されるので、掲載されしだいまとめたいと思います)
新聞発表では単願・併願などの区別がなく、まとめた数字になっているので参考程度に見てください。
ところで、新聞に掲載されている倍率は志願倍率(志願者数÷定員)なので、実勢(実質倍率)とは「大きくかけ離れた」数字になっています。
この倍率はまったく参考にもならない数字なので気にしないようにしましょう。
市川 (前期 単願推薦50名 一般35名 後期35名、昨年と変わらず)
1080名(一般・帰国・単願の合計) (昨年は1276名)
日大習志野と重複することになった市川は196名(約15%)減となりました。
志願者は減っていますが、減った(日大習志野に動いた)のは下位層中心だと考えられるので、難易度にはほとんど影響ははないと思われます。
専大松戸 (前期226名 後期30名、昨年と変わらず)
E類・A類合わせて2273名 (昨年は2691名)
専大松戸は418名の大幅減になっています。
一昨年から2928名→2691名→2273名と減少の一途をたどっているのは、芝浦工大柏の復活と無関係ではないでしょう。
(芝浦工大柏は前期を2回入試にした一昨年から731名→847名→1164名と増加の一途です)
両校の難易度がどう変化するのか注目したいところです。