こんにちは、さくらです。
中学校では卒業式が行われている頃だと思います。
ついこの間まで受験生だったみなさん、ご卒業おめでとうございます。
今まで受験勉強でやりたいことができなかったぶん、入学までの1か月弱、存分に羽を伸ばしてください。
同時に、高校生になるための準備を少しずつ進めていきましょう。
高校の教科書を入手したら、数学や英語はすぐに予習を始めましょう。
入学までに2か月分くらい進めておけるのが理想です。
(化学や物理も教科書を見ておくとよいでしょう)
予習ではすべてを理解する必要はありません。(高校の教科書はそんなに易しくありません)
単元の中で「わかる部分」と「わからない部分」を把握できていればよいのです。
高校の授業は密度が濃いですから、集中して授業を聞いていないとすぐにわからなくなってしまいます。
しかし、毎日6時間の授業を集中し続けることなどできません。
あらかじめ「わからない部分」を把握しておけば、その部分を集中して聞けばよいのでスムーズに理解することが出来ます。
まだ教科書を手にしていない人は、何度も書いていますが「チャート式」などの問題集で数学だけでもやっておくとよいでしょう。
高校生になると、自分の行動に責任を持たなければならない場面が増えてきます。
使えるお金が増える人も多いので、しっかりとした知識を持たないとお金に振り回されることになります。
そこで、高校入学前にできる「社会の勉強」として本を1冊紹介します。
「社会の仕組み」について経済学者の筆者が、わかりやすく教えてくれる一冊です。
「食糧問題」「エネルギー問題」「格差」「社会とお金」など、現在にもつながるテーマが語られています。
「常識は本当に常識なのか」「見えていない部分を考えてみよう(疑ってみよう)」という視点は、大人が読んでもハッと気づかせてくれるものが多々あります。
(原発について、30年以上も前に「経済の観点から不必要である」と説いていることにも驚きます)
1978年発行と少し古い本(王、長嶋など、懐かしい名前が出てきます)ですが、今の生徒が読んでも現在のこととして受け取れるでしょう。
1年前に「さくら受験生ライフ」でも紹介していますので、そちらも参考にしてください。
前回のコラムでお願いしました「得点開示情報の報告」については、続々と書き込みをしていただいています。
私に直接送信していただいた分を含めると、わずか1週間で30件近くも報告していただいています。
ご協力、ありがとうございます。
これから書き込みをされる方は、前回のコラムをよくお読みになって、必要な情報のみ書き込みをしてください。
内申点や入試の得点は「個人情報の極み」のようなものですから、氏名、中学校名などの個人情報は絶対に書き込まないようにして下さい。
得点開示の書き込みは「最新記事のコメント欄」にお願いいたします。
(何回も前の記事だと、せっかく書き込んでいただいても気づかない可能性があります)
情報提供していただく高校は特に定めていません。
レベルにかかわらず参考にさせていただきますので、1件でも多くの書き込みをいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
なお、「進学コラム」のコメント欄に書き込んでいただいた場合、データは公表されてしまいます。
非公表にて協力していただける場合は、「送信フォーム」から私に直接送信してください。
(申し訳ありませんが、「送信フォーム」から報告していただいた場合は、お礼のコメントは略させていただきます)
よろしくお願いいたします。