長い長い1週間が過ぎ、発表の日がやってきました。
合格を手にされた方、おめでとうございます。
残念ながら、合格を手にできなかった方は、本意でない高校に進学することになると思います。
しかし、大切なことは「どこの高校に入るか」よりも、「進学した高校で何をするか」です。
志望していた高校で出来るはずのことが、進学する高校で出来ないはずはありません。
どこの高校に進学しても、「あなたの価値や可能性」に変わりはないのです。
高校入学はゴールではありません。
折り返し地点で何人かに抜かれたとしても、後半のレースで抜き返せばいいのです。
胸を張って入学して、次の目標に向けて頑張ってください。
また、一般入試までの長く厳しい戦いを経験された人は、私立単願で1月半ばに入試を終えた人の、何倍も何十倍も貴重な経験をされたと思います。
これからの長い人生、成功ばかりが待っているわけではありません。
先の見えない時代ですから、壁にぶつかり悩むことも多いと思います。
そんなとき、人生最初の関門であった「高校受験」での苦しかった経験が、あなたの人生選択に何らかのヒントを与えてくれることでしょう。
合格された方も、不合格だった方も、高校受験の締めくくりに、ぜひ得点開示に行ってみてください。
自分が何点で合格または不合格だったのか知っておくことは、高校でのモチベーションにもつながると思います。
県教委発表の「調査書並びに学校独自問題による検査及び学力検査の結果の口頭開示」の一部を載せておきます。
1 開示場所
受検した高等学校
2 開示方法
調査書・・・閲覧及び写しの交付(複写機による。1枚10円)
学校独自問題による検査の総合得点、及び教科別得点並びに学力検査の総合得点、及び教科別得点・・・閲覧
3 開示期間
各入学者選抜の入学許可候補者発表日の翌日から1か月間(土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法律に規定する休日は除く。)
平成22年3月5日(金)から4月5日(月)まで
4 開示時間
全日制の課程及び通信制の課程
午前9時から午後4時30分まで
5 開示請求の方法及び実施
請求者が「口頭開示処理表」に必要事項を記入する。
また、請求者が調査書の写しを請求する場合は、「写し等の交付申請書」に必要事項を記入し、提出する。
高等学校の校長は、受検票等により、請求者が受検した本人であることを確認した後、開示を行う。
受験生本人が行く場合は、受験票に加えて、中学校の生徒手帳を持っていくと安心でしょう。
また、保護者の場合は、「保護者であることを証明するもの」が必要になります。(具体的には高校に問い合わせてみて下さい)
合格者説明会のついでに開示してもよいのですが、考えることは皆同じなので、かなり待たされることを覚悟した方がよいかもしれません。
時間のあるときに(卒業式が終われば本人は暇でしょうから)、本人に行ってもらうのがよいと思います。
(ただし、1か月間しかないので注意。)
最後に、元受験生の皆さんは、卒業式が終わったら、少しずつ勉強を始めましょう。
教科書を手に入れたなら、パラパラと始めてみて下さい。
英・数だけでも、1・2か月分くらい予習しておくと安心です。
まだ、教科書を手にしてないなら、定番ですが「チャート式」などを、かじってみるのもよいでしょう。
左サイドバーに「おすすめ書籍」のリンクがありますから、参考にしてみてください。(私の趣味で数学・理科ばかりですが)
上位校の授業レベルは高く、予習は必須です。
スタートダッシュに乗り遅れないよう、しっかり準備して入学式を迎えてください。
春休みに入ったら、一足先に高校の数学をかじっておきましょう。
上位校進学者なら、赤チャートがお薦めです。
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