こんにちは、さくらです。
今朝の新聞に県がまとめた私立前期選抜の志願状況が掲載されました。
取りまとめた段階(11日17時現在)で願書受付を終了していない学校の方が多いという「う〜む・・・」な資料になっていますが、
例年、ホームページで事前発表をしない渋谷幕張・市川・専大松戸・成田などでは貴重なデータです。
まずはホームページに志願状況が掲載されている学校から。
前期B入試(一般) 1731名 (昨年は1713名)
志願者18名増はほぼ昨年と同じといってよいでしょう。
例年並みの1.5〜7倍程度の落ち着いた入試になるのではないでしょうか。
芝浦工業大学柏 (前期120名、昨年は前期105名 後期15名)
前期 1回429名 2回551名 (昨年は1回454名 2回581名)
確定とは書いてありませんが、web出願で12日締め切りですから12日現在の数字でほぼ確定と考えてよいでしょう。
志願者数は1回2回の合計で55名減っています。
芝浦工大柏は今年から後期選抜をやめ、前期のみの募集になっています。(前期の定員が後期の分(15名)増えています)
55名減はたいした数ではありませんが、学校にとっては心穏やかではないかもしれません。
5教科受験も選べるようになったことは、あまり生徒集めには寄与しなかったということでしょうか。
もっとも、目的は「生徒集め」より「優秀な生徒集め」でしょうから、結果はふたを開けてみるまでわかりませんが。
ホームページでの発表がない学校については新聞に掲載された志願状況を載せます。
(新聞では単願・併願やコース・類などの区別がなされていないので参考程度に見てください)
ところで、新聞に掲載されている倍率は志願倍率(志願者数÷定員)です。
実勢(実質倍率)とは大きくかけ離れていて参考にならない数字ですので気にしないようにしましょう。
渋谷教育学園幕張 (前期 学力・帰国・特別活動の合計55名、昨年は前期40名 後期15名)
714名 (昨年は774名)
渋谷幕張も今年から後期選抜をやめ、前期のみの募集になっています。(前期の定員が後期の分(15名)増えています)
定員増の志願者減ですが、ここは合格者数が年によって動くのであまり期待しないほうがよいでしょう。
市川 (前期 一般50名 後期35名)
1205名 (昨年は1223名)
市川は取りまとめた段階で受付を終了していませんから(12日まで)、実際にはもう少し増えていると思われます。
新聞発表の数字では昨年とほぼ同じといってよいでしょう。
東邦の影響も5科入試にした影響もほとんどないように見えます。
(東邦がなくなって生徒が回ってきた分を、5科入試を敬遠されて相殺してしまっているのかもしれません)
専修大学松戸 (前期236名 後期20名)
2690名 (昨年は2667名)
願書受付が11日消印有効なのでもう少し増えるかもしれませんが、ほぼ昨年並みといってよいでしょう。
専大松戸は「1日目のみ」「2日目のみ」「2日間とも」の受験生がいるので、この数字はあくまで参考程度と考えておきましょう。
(芝浦工大柏も同様です)
成田 (前期 一般100名 特進α40名(ともに専願含む) 後期20名、昨年は前期 併願100名 後期20名)
793名 (昨年は754名)
成田はweb出願で11日締め切りですから新聞の数字でほぼ確定でしょう。
志願者は昨年より40名ほど増えていますが、ほぼ昨年並みと考えてよいでしょう。
いよいよ17日から県内私立入試が始まります。
受験生の皆さんは、志願状況など気にせず全力を出してきてください。