さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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655.公立上位校入試の概要

こんにちは、さくらです。
公立上位校受験の手引きの2回目、「2.公立上位校入試の概要」をお届けします。


2.公立上位校入試の概要

千葉県の公立入試は2020年(現高3生)まで、前期と後期の2回の選抜が行われてきました。
試験が2回あるといっても定員が増えるわけではなく、「合格者の一部を不合格にして再受験させる」意味不明の不条理な制度でした。
定員を2回の試験に分けるため、上位校では前期・後期とも高倍率の厳しい入試になっていました。

それが2021年から1回きりの入試になり、入試状況は大きく変わりました。
前期・後期のころとの違いがわかるように、公立上位校・普通科(小金は総合学科)の過去3年間の倍率をまとめてみました。

2020年前期倍率(後期倍率)- 2021年実質倍率 - 2022年実質倍率

 県千葉 2.97(1.82)- 1.40 - 1.62
 県船橋 3.39(2.31)- 1.71 - 1.77
 東葛飾 3.01(2.46)- 1.77 - 1.82
 千葉東 2.68(1.82)- 1.32 - 1.64
 佐倉  2.60(1.76)- 1.49 - 1.58
 薬園台 2.04(1.66)- 1.26 - 1.38
 市千葉 2.68(1.98)- 1.49 - 1.58
 小金  2.78(1.95)- 1.49 - 1.81

前期・後期の頃は、上位校は前期が3倍前後、後期が2倍前後という厳しい倍率でした。
それが入試が1回になったことで倍率は大きく下がりました。
2021年・2022年とも上位校で2倍を超える高校はありませんでした。

倍率が2倍を切るということは、受験者の半数以上が合格するということです。
それは、その高校内でまん中(中央値)にいれば合格できるということを意味しています。
つまり「みんなができる問題を自分もきっちり取れば合格できる」ということです。

入試が1回になったことで、受験生の心理的負担は大きく軽減されたといってよいでしょう。
不合格になることを恐れることなく、まずは受験生のまん中を目指して勉強を頑張りましょう。


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