さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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609.国語と数学に注意

こんにちは、さくらです。

公立入試まで20日を切りました。
郵送による願書提出も始まっています。

公立入試直前のこの時期、くれぐれも新しい勉強に手を出さないようにしてください。
まわりの人が新たな勉強法をアドバイスしてきても気にしないこと。
それは、周りの人が自分の不安を解消するために見つけてきた方法です。
(受験生だけでなく周りも不安なのです…人は不安になると簡単な解決法を求めてしまうのです)

今まで通りの勉強を入試当日まで続けていくこと、それが最良の対策です。

もちろん、気になる問題があって練習をしたいなら、新しい問題集を使ってもOKです。
例えば、関数と図形の融合問題に不安があるなら、そのための問題集を新たに使ってもよいということです。
自分の中で目的が明確なら、どんな勉強をしてもよいのです。
気になっていたところが入試で出題されたら、それこそショックですからね。

ところで、千葉県の公立入試は
1日目 国語 数学 英語
2日目 理科 社会 の順に試験が行われます。
公立入試ではこの順番に落とし穴があります。

最初の2教科、国語と数学はその場で問題を読んで考える思考系教科です。
思考系教科はそのときの状況で出来不出来の差がつきやすく、実力があっても大きく失点することがあります。
読解問題に手こずって作文を書く時間が足りなくなったり。
計算ミスで(1)を落としたら、(2)以降も全滅になったりと、想定外の出来事が起こりえます。

最初の2教科で想定外の失点があると、当然ながらその後の試験に心理的な影響が及びます。
公立入試は実力が伯仲した受験生の勝負ですから、ちょっとした心理の変化で合否が動いてしまいます。

3教科目以降は進学コラムでも重要性を解いてきた暗記系教科です。
十分に訓練ができていれば、国語と数学の失点を取り返すことも可能でしょう。
しかし気持ちが焦っていれば、長文を十分に読み込めなかったり、実験データを読み間違えたりするかもしれません。

国語と数学では思わぬ失点があるものだと想定しておきましょう
「自分は英語・理科・社会で十分取り戻せる、それだけの勉強をやってきた」と思えるようになっていれば安心です。

そして試験が終わったら、周りが話している試験の内容について聞かないようにしましょう。
友達と席が並んでいても終わった試験のことは話さないこと。
終わった試験について何を話しても得点が増えるわけではありません。
ミスに気づいてプレッシャーになるくらいなら、気づかないままのほうがよいに決まっています。
(特に数学の後は昼休みで長いので要注意です、もっともコロナ対策で会話はできないかもしれませんが)

「つまらないミスで気持ちが揺れて実力を出せなかった」なんてことのないよう、心がけておきましょう。


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