明けましておめでとうございます、さくらです。
今年もよろしくお願いいたします。
冬休みが終わり、私立入試が目前に迫ってきました。
過去問をひととおり終えて、これから何をすればよいのかという人もいるでしょう。
そこで、今回は冬休み以降の勉強について書きます。
これからは入試本番に向けた準備体操の期間です。
いままで培ってきた実力を本番で100%発揮できるように準備していきましょう。
数学では「計算問題」「一行問題(小問)」でのミスが命取りになります。
スピードと正確さが鈍らないよう毎日練習しましょう。
Tel帳(全国高校入試問題正解)を持っているのなら、計算問題と一行問題を抜き出して解くとよいでしょう。
国語や英語では読解力のキレを落とさないよう、コンスタントに「読解問題」「長文問題」を解きましょう。
「1日1題」とか「2日で1題」とか、自分のやりやすいペースで進めてOKです。
これも教材はTel帳を使えばよいでしょう。
もちろん、「漢字」「英単語・熟語」のチェックも欠かさないようにしましょう。
身につけたはずの実力がサビついてはいないか、しっかり確認してください。
・・・と、ここまで書いたことは受験勉強の中心ではありません。
毎日の勉強に入試に向けた「準備体操の勉強」を入れましょうということです。
受験勉強の中心はあくまでも問題演習です。
今までどおりTel帳や受験向けの問題集で問題演習を進めてください。
以前も書きましたが、この時期に大切なことは「新しい教材に手を出さないこと」です。
書店に行くと「○○日で完成」といった直前期用の問題集が並んでいます。
タイトルはいかにもそそりますが、上位校を目指す受験生はそんなものに手を出してはいけません。
今まで使ってきた問題集を2回3回と繰り返し解いていきましょう。
短期間で完成するような問題集は「よく出る問題」を選んで編集されています。
この時期になっても知識に穴が多い生徒であれば、よく出る問題に絞ることは効果があります。
しかし、それは「50点しか取れない生徒が65点を目指す」勉強です。
公立上位校に合格するためには入試で高得点が必要です。
この時期には、暗記科目では80点以上は取れるようになっていなければなりません。
公立上位校を目指す生徒にとって「よく出る問題」は「習得済みの問題」のはずです。
使い慣れた問題集には自分の弱点がピックアップされているでしょう。
自分専用に出来上がったその問題集を使うことが最も効果の出る勉強です。
1回目2回目で出来の悪かった問題を入試まで繰り返し演習していきましょう。
つまり、入試直前期の勉強は今までの勉強の延長なのです。
この時期に成果を出すために、今までTel帳などの問題集をこなしてきたのです。
2回目3回目は確実に効果が出ます、しっかり頑張りましょう。