こんにちは、さくらです。
昨日19日は公立前期選抜の発表がありました。
確約書の提出を経て、今日20日の夕方には後期選抜の募集定員が確定します。
後期の願書提出は25日の1日のみですが、26日と27日に一度だけ志願先の変更ができます。
25日の19時ごろには志願者数が県教委のホームページに出ますから、そこで倍率を見てより有利な高校に変更ができるわけです。
県船橋と東葛飾、佐倉と薬園台、八千代と船橋東のようにレベルが近い高校で、どちらでもよいなら倍率の低い方を選択するという作戦が可能です。
(もちろん倍率が低い方が必ず合格最低点も低いとは限りませんから、そこは自己責任になります)
ただし、最近は志願変更に対する抵抗がなくなってきているので、願書提出段階では倍率が低かったものが、志願変更でほとんど変わらなくなっている場合もあります。
このへんは腹の探り合いのような状況になりますから、多少のリスクは覚悟しておいた方がよいでしょう。
今年の場合なら、薬園台の前期倍率が低かったので、後期も同様に低かった場合は志願変更でそれなりの人数が移ってくることが考えられます。
(とは言っても、今年と同様に倍率が低かった一昨年はわずか11名しか増えませんでしたが)
志願変更は2日間ありますが、1日目の夕方には県教委のホームページに途中経過が掲載されますので、多少の参考にすることはできます。
個人的には、十分考えて志願する高校を決めたのなら、多少倍率が高くとも「初志貫徹」したほうが力を出せるように思います。
後期選抜まで残り1週間を切る状況で、どこを受けようか悩んでいるようでは、はじめから半分負けているようなものでしょう。
志願変更という制度がある以上、有利に使うのはよいことですが、どこを受験するにしても実力が不足していたら話になりません。
志願変更を考えるにしても、「倍率が○倍を超えていたら、○○高校に変更する」など、あらかじめ基準を決めておくと悩むことが少なくてすむでしょう。
受験する学校が確定したら、その学校が当初の志望校でなくても「自分にとってベストの高校だ」と思って一所懸命勉強しましょう。
そして、時々、入学後のことを想像してニヤニヤしましょう。(これは大切なことですよ)
前期選抜で合格を手にした人は、受験勉強の熱が冷めてしまわないうちに高校の予習を始めましょう。
後期で合格して入ってくる人は、これからの12日間死にものぐるいで勉強してきます。
前期合格のアドバンテージなど、あっという間になくなってしまいます。
3月9日から4月6日までの約1か月間、受験した公立高校で「調査書」と「前期・後期選抜の得点」の開示ができます。
自分の内申点や入試の得点を知っておくことは、高校での勉強の指針にもなるでしょう。
4月6日を過ぎると未来永劫知ることはできなくなります、忘れずに開示に行きましょう。
開示のやり方など、詳しくは後期選抜発表後の進学コラムに書きます。